がん保険は必要?
病気のリスクに備えたいと思ったとき、気になってくるのが「がん保険」のこと。
「そもそも本当に必要か、不要か」「入るとしたら、どう選べばいいのか」と、迷うことも多いと思います。
がん保険を納得して選ぶため参考にしてください。
「2人に1人はがんにかかる」
生涯で何らかのがんにかかる確率は、男性:63%、女性:47%となっています
この確率だけ見ると、がん保険への加入は生涯不要、とは安易には断言できません。
「高額療養費制度」で自己負担額を減らせる
医療費が高額になってしまう場合、高額療養費制度を利用することで、一定額を超えた分が戻ってきます。
かかった医療費が100万円でも
自己負担額は87,430円(70歳未満の給与所得者で標準報酬月額28万円以上50万円以下の場合)ですみます。
しかし差額ベッド代や、入院中の食事代の自己負担分など、公的医療保険から給付がないものは対象外です。
「高額療養費制度」があるのにがん保険は必要?
高額療養費制度の存在もありがん保険は必要なの!?
と思われる方も多いと思います。
私が思うがん保険の必要性の高い人
✔️ 経済的な不安が大きい人
がんになった場合に治療費の支払いや収入減の影響が大きい人です。
✔️ 先進医療を希望している人
治療のなかには高額の費用がかかるのにもかかわらず全額が自己負担になるものもあります。
✔️ 個人事業主(自営業者・フリーランス)の方
会社員であれば受け取れる「傷病手当金」が受け取れないため
掛け捨てのがん保険はもったいないと思われている方
実はがん保険の中でも使わなかった保険料が戻ってくるものもあります
保険を使わなかった場合所定の年齢になった時保険料が全額戻ってきます。
メリット① 将来のための積立のような役割も果たしてくれる
メリット② 使わなかったときに保険料が無駄になる心配がない
デメリット③ 掛け捨て型より保険料が高い
がん保険と言うと掛け捨てというイメージが強いですが、貯蓄型も出ているため選択の幅が広がっています。
一度自分に合った保障を考えてみましょう!