台風の季節が迫ってきました【火災保険】

水災とは?

火災保険でいう水災とは、洪水(こうずい)、高潮、土砂崩れ等による損害のことです。

たとえば・・

大雨で川が氾濫し、家が浸水する

大雨で地盤が緩んで山が崩れ、住宅が被害を受ける

台風により高波が発生し、家が浸水する

など、天気の変化によってもたらされる災害です。

時間降水量50mm以上の『非常に激しい雨』はここ30年で約1.3倍に増加している

時間降水量80mm以上の『猛烈な雨』はここ30年で約1.7倍に増加している

ちなみの30mm-50mmの雨では、バケツをひっくり返したように降るイメージで、

80mm以上になると恐怖を感じるレベルになるそうです。

いかがでしょうか?

30ミリの雨でも、土地の低い場所では冠水や浸水が起こる場合があるので、それ以上の雨が増えているというのは心配ですね。

また、最近は集中豪雨などで降水量が排水処理能力を超えてしまい、道路の冠水や地下街での浸水が発生する、「都市型水害」が大都市で発生しています。地面の大部分がアスファルト等で覆われているため、雨水が逃げ場を失うことにより発生します。

近年の気候変動により、これまで水災が発生しなかった地域でも被害が出たりしています。

「うちは近くに川がないから水災とは無縁だ」なんて油断は禁物です!

7月11日にも起こりました静岡県の土石流もさまざまな原因はありましたが、『大雨』によって起こっています!
長野市でも松代町に警戒レベル4の避難指示が出ておりました。

火災保険では水災補償は必要!?

水災補償を付けておいたほうがよいかを判断するには、国土交通省や各自治体が公開している「ハザードマップ」が有効です。
ハザードマップでは、洪水や土砂災害、高潮などの自然災害で被害が想定される地域や被害の程度が知ることができます。浸水被害が大きいと想定される地域に住んでいる人は、水災補償を外さないほうがいいでしょう。

長野市ホームページにて土砂災害ハザードマップ情報が載っていますので一度確認してみてください!