在宅ワークと育児を両立させるコツ
在宅ワークは「育児と両立させやすい」というメリットがあります。仕事場が自宅、子どもの体調不良や日々の育児にも対応ができる、外で働くよりも始めやすい仕事といえるでしょう。
しかし、在宅ワークも「仕事」です。責任を持って取り組まなくてはなりません。「育児中でも簡単かな?」と安易な気持ちで始めてしまうと、なかなか思うようにいかないこともあります。
*在宅ワークというこれまでとは違う働き方そのものが戸惑いになり、育児の疲れも重なりストレスになる
*ママ自身やお子様にも悩みが多い時期であり、仕事が思うように進まない
*パパが休みの日に仕事をしようと思ってもできない事情も多い
しかし、育児中だからといって社会とのつながりを持ちたい!働きたい!という意欲をあきらめなくてはいけないわけではありません。楽しく両立させることや、長く続けるためのポイントをまとめました。
🌸在宅ワークをしやすい環境づくり
まずは在宅ワークをするのに適した環境を作りましょう。パソコンが一台あれば仕事はできますが、育児中に仕事をするということで、子どもがパソコンを触ってしまった、子どもから目が離れる時間が増える等考えなくてはなりません。
*子どもがまだ小さく動き回らない場合…ベビーベッドやベビーラックなどをママの作業スペースに近づける
*子どもが動き回るくらいの大きさの場合…遊ぶスペースをベビーゲートで囲う、または自分の作業スペースを囲い、
大事な書類や機械には触れさせないようにする
子どもの安全に配慮することは大切です。今一度子どもの周辺環境を見直してみるといいですね。
🌸育児中でもできそうなゆとりを持った作業量の仕事を選ぶ
育児と両立をさせるためには、ゆとりを持ったスケジュールの中で自分自身が負担にならないような仕事を選ぶことが大切です。在宅ワークには集中力が必要です。納期ややり直しがある場合もあります。
*だいたいどの程度の時間を仕事にあてられそうか
例えば、4時間程度ならできそうと考えたとしても、子どもがぐずったり病気になったり、自分自身の体調が悪くなったり急用ができてしまったりと、予定通りにいかないことも何かと多いはずです。
*自分自身の得意分野で、短時間でできそうな仕事を選ぶ
初めからいろいろな仕事にチャレンジうるよりも、慣れてから様々なジャンルや難易度、作業量の仕事に取り組んでいくのがいいでしょう。
🌸ご家族とも一度相談を
ご家族の中には、「子どもが小さいから今は子育てに専念してほしい」、「仕事をするならこどもが〇歳になってから…」、「無理をすると体が心配」という思いがあるかもしれません。仕事を始める前に、ご家族ともしっかりと話し合いをしておくことも大切です。
🌸自分自身、割り切った気持ちで!
育児中に自分の時間や向上心を大切にやる気を出すことはとても素晴らしいことです。しかし、はじめから張りきって頑張りすぎると、在宅ワークの「育児と両立できる」、「無理なく仕事ができる」といったメリットがかすんでしまいます。
*少しでも社会とつながれれば良い *社会復帰したときに役立つ知識を少しでも得られれば良い
*1日数分でも「働く」という事を楽しみたい *金銭的な利益は考えない
*育児を優先したいので、大きな仕事は今は見送る
はじめのうちはこのように割り切って仕事を探して取り組んだほうが、負担もストレスも軽減できるでしょう。
在宅ワークもうまくいけば家計の足しになります。お子様が保育園・幼稚園、または小学校へ入って育児も少し落ち着いて時間に余裕ができてきたら、案件を増やしてみたり、少し大きな仕事を探してみるのもいいですね。
育児と仕事とそれぞれに良い距離感を作りながら、決して無理をしないで、どちらも楽しみながら過ごせるように頑張りましょう!